ケーブルの賢い選び方

オーディオや電源ケーブルなどを扱う人は音楽好き?

オーディオや電源ケーブルなどを扱う人は音楽好き? 音楽といえばずばり芸術です。
印象としては理系的というよりも文化的な割合の方が多く持たれていることでしょう。
しかし、その音楽を奏でるための器具はすべて科学的根拠によって開発、商品化されています。
音の科学は空気の科学であり、振動の科学でもあります。
オーディオや電源ケーブルなどを扱う人には2タイプあると考えると良いでしょう。
音楽好きが講じて機材に興味を持った人は当然「好き」のウエイトは芸術性の方に傾きます。
しかし、科学的な根拠で好奇心を抱いた人間は音楽そのものというよりも、その音楽の良さをいかにして伝えるかに熱心で、音楽そのものにはさほど興味がない場合があります。
分かりやすくいえば「音楽」が好きなのか、それとも「音」が好きなのかに区別ができるというわけです。
理系的意味合いでオーディオを扱う人は音楽でなくてもかまいません。
ただ単音の「音」だけでも、それがどのように響き、どこまで伝わるのかを研究できればそれを喜びとする人も存在します。

オーディオ商品を取り扱う会社とは?

オーディオ商品を取り扱う会社とは? オーディオ商品を取り扱う会社にはいろいろなタイプがあります。
機器の設計、製造から販売まで全てを自社で実行するメーカータイプと、主に海外にある他社で製造された製品を輸入して販売する代理店タイプです。
メーカータイプも日本国内の会社と、海外の会社があります。
日本国内のメーカーとしては、総合家電メーカーのオーディオ部門の位置づけがメインです。
最近では、それら大手メーカーを退職した元技術者が自分の会社を興して製品を製造、販売するところも増えています。
海外のメーカーは、オーディオ専門の企業が多いです。
それらのうち、日本に代理店を置かず、自社の日本法人を作っているメーカーがこれに当たります。
代理店タイプは、海外メーカーのなかでも非常に趣味性が高く、価格も高額な傾向の企業を扱う場合が多いです。
このように、オーディオ商品を買おうというのに選ぶべきメーカーの背景にはいろいろあることがわかります。
これらが、製品の価格や性能、さらには音質の違いにも少なからず影響しているのです。